クレジットカードの種類はいったいいくつあるでしょうか。プロパーカード、提携カードを合わせると無数に近いクレジットカードが発行されています。これらのカードの中から自分にあっているものを探すのは至難の業です。クレジットカードの比較サイトを見てもどれがいいのかわからない人のためにカード別に比較のコツを解説してみました。クレジットカード選びで悩んでいる人はぜひご覧ください。
年会費無料カードの比較
年会費無料のカードは大きく三つに分けられます。初年度無料、永年無料、条件付無料の3種類です。初年度無料は次年度から有料となりますが、それまでに条件をクリアできれば次年度も無料になるのが条件付無料カードです。永年年会費無料は無条件で常に年会費はかかりません。つまり実質的には2種類の年会費無料カードがあるということです。
年会費無料のクレジットカードを比較する場合は、年会費無料というのは条件であって無料であればなんでもいいというケースは少ないでしょう。先に必要なサービスを比較してクレジットカードをある程度絞ってから、年会費をチェックするという順番がいいでしょう。もちろん優先順位は永年年会費無料で次に条件付無料となります。ただし、必要なサービスに大きな差がない場合は、条件をクリアできるのであれば条件付のカードのほうが全体的なサービスが充実しています。
高還元率カードの比較
クレジットカードの中でもっとも人気があるサービスがポイントプログラムです。ポイントプログラムを比較するためには還元率を調べる必要があります。つまりいくらショッピング利用すればいくら還元されるのかを調べるのです。クレジットカード比較サイトを見れば還元率が表示されているのでそれを参考にするといいのですが、この還元率にはボーナスポイントは含まれません。あくまでも基本的な還元率が表示されているのです。
実際の還元率は利用金額によって大きく左右されます。またネットショッピングを利用する人であれば、クレジットカード会社のショッピングモール経由で買い物することでポイントは最低でも2倍付与されます。つまり還元率も2倍になるのです。こうしてサービスをすべて考慮して還元率を計算しなければ、本当の還元率はわからないのです。少なくても自分が1ヶ月にクレジットカードを利用する金額は計算しておきましょう。その金額でボーナスポイントがいくらもらえるのかを調べるだけでも実際の還元率に近くなります。
1000円で1ポイント付与されるクレジットカードの場合、200ポイントで1000円の商品券に交換できるのが一般的です。この場合の還元率は1000円÷200×1000円=0.5%になりますが、還元率はなるべく年間利用で計算しましょう。年間利用金額が50万円の場合、ボーナスポイントが100ポイントついたとしましょう。さらにネットショッピングの利用が10万円あれば還元率は次のようになります。
ネットショッピングを利用しない40万円分は、400000÷1000=400ポイント付与されます。ネットショッピングの分はポイントが2倍になるので、100000÷1000×2=200ポイント、ボーナスポイントを加えると合計700ポイントになります。200ポイントで1000円と考えると700ポイントでは3500円の計算です。つまり還元率は3500円÷500000円=0.7%です。
実際に比較する場合は還元率が高いカードを2~3枚に絞ってからこの計算をするといいでしょう。あまり多くのカードで比較すると計算が面倒です。さらに高還元率のカードは最低でも基本的な還元率が1%以上を目安にしましょう。
スタンダードカードの比較
スタンダードカードはプロパーカードの一般カードという意味です。クレジットカード会社ではこのプロパーカードの会員を増やすことが命題となっているので、最近ではサービスを見直しているクレジットカード会社も多いようです。スタンダードカードは特に若年層の会員を増やしたいというカード会社の意思が現れているので、20代向けにポイントを優遇したプロパーカードも発行されています。20代であればそうした特典があるカードを比較するといいでしょう。
基本的にプロパーカードではサービスが満遍なく提供されているので、自分に必要なサービスだけを比較すると選びやすくなります。あらゆるサービスを比較しているといくら時間があっても足りません。クレジットカード会社のプロパーカードはその会社のメイン商品なので、どれを選んでも大きなサービスの差はないといってもいいでしょう。ブランドとデザインで選ぶのもひとつの方法です。
ゴールドカード比較
ゴールドカードを比較する場合はまず年齢を考慮に入れる必要があります。三井住友ゴールドカードのように30歳未満は申込できないゴールドカードも多いからです。さらに年収の縛りがあるゴールドカードも多いので、年会費1万円以上のゴールドカードを選ぶときはこの点に注意しましょう。20台であれば年会費3000円から5000円台のゴールドカードがいいでしょう。サービスは制限されますが将来本格的なゴールドカードに切り替わるタイプもあるので、まずは入会しやすい20代向けのゴールドカードで実績をつみましょう。ゴールドカード比較のコツは年齢と年収で入会可能なカードを絞り込むことです。
クレジットカードの比較は基本的にはサービスを比較することになります。どんなクレジットカードを利用した以下によって比較する対象が変わってきます。ショッピング利用さえできれば他のサービスには興味がないという人であれば別ですが、クレジットカードは申込する前によく検討することが大切です。貸金業法や割賦販売法の改正でキャッシングやショッピング利用枠に制限が加えられているので、一度作ったクレジットカードは簡単に作り直すことも難しくなっています。目的に合わせた比較方法で自分にあったクレジットカードを選びましょう。
クレジットカードの支払方法は海外ではリボルビング支払しかありません。1回払いさえないのです。1回払いができるカードはチャージカードと呼ばれていて、クレジットカードとは違うカードです。アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブが発行する富裕層向けのカードなのです。
その点日本で発行されているクレジットカードでは手数料なしの1回払い、2回払い、リボルビング支払、分割払い、ボーナス払いと豊富な支払方法が用意されています。これはクレジットカードを普及させるために、使いやすいように支払方法を数多く提供したためでしょう。
もともと借金を嫌う傾向にある日本人向けのクレジットカードを利用してもらうためには、借金のイメージがない手数料なしの1回払いは必須だったようです。その代わり1回払いの利用が多くなるとクレジットカード会社には手数料収入がなくなります。結果として海外よりも加盟店手数料が高くなったのです。
加盟店手数料が高いと販売店は積極的にクレジットカード決済を導入することができません。導入しても現金払いを優遇してしまいます。そのためクレジットカードの利用率を高くすることができません。会員を優遇するか加盟店を優遇するかは難しいところですが、貸金業法改正後のクレジットカード業界ではどちらも優遇できないのが現状です。
